五輪への派遣義務なし CAS、クラブの訴え容認
【北京6日共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は6日、北京五輪サッカー男子のアルゼンチン代表に選ばれたメッシの所属するバルセロナ(スペイン)など欧州の3クラブが選手の派遣を拒否した問題について、クラブ側の訴えを認める裁定を発表した。

CASは理由として(1)国際サッカー連盟(FIFA)が通達した23歳以下の選手の五輪派遣義務化は理事会決定を経ていない(2)五輪はFIFAの公式行事に含まれていない-点を挙げた。

ただし、北京市内で記者会見したリーブ事務局長は裁定に強制力はないと説明し「メッシらの扱いは各クラブと国内オリンピック委員会との個々の協議になる。五輪に出たい選手、有資格選手についてはクラブ側も五輪精神を考慮し、選手との間で最良の解決策を探ってほしい」と述べた。

FIFAは「裁定は受け入れるが、クラブ側には選手を五輪に参加させるよう訴えたい」とのブラッター会長の声明を発表した。

五輪は欧州の新シーズンと時期が重なり、ブラジル男子代表に招集されたジエゴとラフィーニャが所属するドイツのブレーメンとシャルケも異議を申し立てた。

08月06日(水)20:45
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