IOC、南北合同行進断念 拒否の北朝鮮を説得できず
【北京6日共同】国際オリンピック委員会(IOC)のペレ・ミロ国内オリンピック委員会(NOC)関係部長は6日、北京五輪の開会式での韓国との合同入場行進に難色を示す北朝鮮の代表と会談したが、局面を打開できず、南北合同行進を断念したことを明らかにした。

同部長は「残念ながら実現しなかった。彼らがしないと決めたことは変えようがない」と述べた。朝鮮半島を描いた「統一旗」を先頭に両国が一緒に入場する南北合同行進は、2000年シドニー五輪で初めて実現し、04年アテネ五輪や06年トリノ冬季五輪、またアジア大会でも行われて国際総合大会で恒例化した。しかし、李明博政権の誕生後に冷え込んだ最近の両国の政治情勢にはね返された。

漢字表記(簡体字)の1文字目の画数順で行われる開会式の入場順は当初、韓国が177番目、北朝鮮が178番目の予定だったが、順番が変更され韓国のあとに4カ国が入る見通し。ミロ部長は「北朝鮮から国名を正式名称で表記するよう要請があり、その場合に順番がどう変わるかを検討している」と述べ、事実上の変更要請があったことも明らかにした。

08月06日(水)22:19
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