開会式欠席をいったん発表 パキスタン大統領
【イスラマバード6日共同】パキスタン外務省は6日、ムシャラフ大統領が国内の政局を理由に北京五輪開会式出席を取りやめるといったん発表したが、その後、予定通り出席するとあらためて発表し直した。ただし、出発は1日延期し、7日にするという。

反大統領派連立内閣を構成する下院第1党のパキスタン人民党の報道官によると、同党と第2党のパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派は5日、ムシャラフ大統領の罷免や弾劾の手続きについて協議。6日も連立を組む計4党で協議を続けた。大統領は協議結果を見極めるため、いったんは訪中を断念したとみられる。協議結果の内容は伝えられていない。

人民党とシャリフ派はこれまで、ムシャラフ大統領に解任されたチョードリー前最高裁長官ら判事を復職させることによって、大統領が昨年の大統領選で憲法に反し陸軍参謀長を兼任したまま立候補した問題を問う訴訟を再開させ、大統領の再選を無効にして失職させる方法を模索していた。

だが、両党は上下両院の決議で罷免や弾劾を目指す戦略に転換したとみられる。

08月06日(水)23:50
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