“宿敵"同士が手を結ぶ サッカーとIOCの会長
【北京7日共同】国際オリンピック委員会(IOC)が7日に北京で開いた総会で、これまで利害が対立することの多い国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長とロゲIOC会長が「一緒に闘おう」と手を結んだ。

北京五輪への選手派遣を拒むバルセロナ(スペイン)など欧州3クラブの訴えをスポーツ仲裁裁判所(CAS)が認めた裁定に、ブラッター委員が「非常に不愉快な状況だ。ほかのクラブも次々に選手を引き上げれば、競技が成立しなくなる」と不満をぶちまけた。ロゲ会長は「解決策は今大会後に考えるとして、エントリーしている選手は五輪出場を希望している。その夢を尊重するようクラブにアピールしよう」と同調した。

08月07日(木)11:15
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