五輪応援第1便、ガラガラ 北京へ、スーツ姿が9割
北京五輪を応援するため、日航の北京行きチャーター便第1便が7日午前11時すぎ、羽田空港を出発した。座席数234のボーイング767の乗客はわずか78人で搭乗率33.3%。9割が「仕事で行く」というスーツ姿の男性だった。

航空会社は五輪の度にチャーター機を運航している。日航と全日空は、普段は政府専用機や公用機が利用している出発枠を譲り受ける形で計11便を確保。しかし乗客の少なさに関係者は「まさかここまでとは」と声を落とした。

それでも、中部空港発の便に乗り遅れたというサッカーファンの男性が「この便があって助かった」と話して機内に乗り込むと、「がんばれニッポン」と書かれたプラカードを持った客室乗務員が手を振って出発を見送った。

開会式出席のため同便には森喜朗元首相や鈴木恒夫文部科学相、二階俊博経済産業相も搭乗した。

中国線は鳥インフルエンザや食の安全に対する不信感などで、日航、全日空のゴールデンウイーク期間中の利用率が50.8%にとどまった。その後、四川大地震もあり先月末時点でのお盆期間(8月8-17日)の予約状況は49.9%で、国際線平均の73.3%を大きく下回っている。

08月07日(木)12:22
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