北京五輪8日に開幕 史上最多の205カ国参加
【北京7日共同】北京五輪は8日午後8時(日本時間同9時)、「鳥の巣」の愛称を持つ北京市北部のメーン会場、国家体育場で開会式を行い、4年に一度のスポーツの祭典が幕を開ける。24日までの17日間、史上最多の205カ国・地域が参加し、28競技、302種目を実施。日本はこれまでで最多576人の選手団を編成し、アテネ五輪の37個を上回るメダル獲得を目指す。
中国国内の人権問題や民主化をめぐり、世界から厳しい視線が注がれる中、中国は大会の成功に国家の威信を懸ける。
開会式には福田康夫首相、ブッシュ米大統領ら五輪史上最多となる80人以上の元首や首脳らが出席し、「首脳外交の場」ともなりそうだ。
アジアでの夏季五輪開催は3度目。1964年東京、88年ソウルの両五輪とも国の発展にとって大きな節目となってきた。驚異的な経済成長を遂げ、国際社会での存在感を増し続ける中国も、五輪を「中華民族100年の夢」と位置付け、大会を機に名実ともに大国になろうという野心が垣間見える。
しかし、4月から世界各地で行われた聖火リレーはチベット暴動鎮圧への抗議・妨害活動などで混乱。大会直前には新疆ウイグル自治区で警官16人が殺害され、AP通信によると7日に中国のイスラム組織が脅迫ビデオを発表するなど、北京五輪を狙ったテロの懸念も消えていない。国内外で抗議活動を予定する団体もあり、「平和の祭典」として無事に閉会式を迎えられるか、不安を抱えている。
7日には、2日目を迎えた北京での聖火リレーが万里の長城を起点に行われた。サッカー男子1次リーグB組の日本は天津で米国と対戦し、0-1で敗れ黒星スタートとなった。
08月08日(金)01:21
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