初の五輪、5分で幕 「あっという間だった」
【北京9日共同】まさかの初戦負けだった。柔道男子60キロ級の平岡拓晃選手(23)は9日、米国選手に敗れ「流れをつかめなかった。あっという間だった」。初めての五輪はわずか5分で幕を閉じた。

相手にポイントを先行され苦しい試合展開。スタンドの母雅子さん(50)は、家族や友人が寄せ書きしたポロシャツを着て応援した。終了直前まで「最後まで、最後まで」と声を張り上げたが、願いは届かなかった。

「慎重になり硬くなっていた」と父宣好さん(55)。雅子さんは「まだ金メダルを取る時期じゃなかった」と唇をかんだ。

五輪3連覇の野村忠宏選手(33)から代表の座を奪い、金メダルも夢ではないと言われた。「野村さんのことは意識していなかったが(周囲からは)言われると思う」と平岡選手。ほろ苦い五輪デビューになった。

08月09日()17:58
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