「対中イメージ悪化心配」 揺らぐ安全スローガン
【北京9日共同】北京五輪の開幕翌日、北京市で「安全な五輪」というスローガンを揺るがす殺人事件が起きた。被害者は米チーム関係者の親類。開会式に出席したブッシュ米大統領が中国滞在中で、治安対策に全力を挙げていた胡錦濤指導部のメンツも大きく傷つけられた。

犯行現場は北京有数の観光スポットである鼓楼だが、安全検査は行われていなかったという。門が閉ざされ、やじ馬約100人が不安げな表情で朱塗りの壁の建物を遠巻きに見守っていた。

「発生直後に騒々しいので来てみると、少なくとも20台のパトカーが駐車場に止まっていた。被害者が米国人ということで、国際社会の対中イメージが悪化しないか心配だ」と近くに住む男性(40)。

一方、近所の女性(28)は「最近は暑い日が多く、衝動的に犯行に走ったのではないか。殺人事件はどこの国でもよくあることだ」と意に介さない様子だった。

08月09日()19:16
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