出場は2、3日中に判断 野口、北京五輪ピンチ
日本陸連の沢木啓祐専務理事らが10日、京都市内で記者会見し、北京五輪女子マラソンで史上初の2連覇を目指す野口みずき(30)=シスメックス=が高地合宿先のスイス・サンモリッツから緊急帰国して精密検査を受けていた問題について、野口の五輪出場の可否を2、3日中に判断する考えを明らかにした。
レース本番の1週間前になっても五輪出場を明言できない状況で、連覇どころか出場が危ぶまれる状況となっている。
同専務理事らによると、野口は左太ももの筋肉や足の付け根を痛めたが、快方に向かっており、京都府内でジョギングなど練習をしているという。シスメックスの藤田信之監督は「最後まであきらめずに出たいという思いはある」と野口の気持ちを代弁した。
北京五輪の女子マラソンは17日に行われる。出場する場合は、遅くとも14日には北京へ出発する予定にしている。
08月10日(
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