新たに日本の歴史を刻む正々堂々､基本忠実に

野球日本代表の星野監督は､しっかりとした口調で金ﾒﾀﾞﾙへの決意を語った｡

-あす初戦を迎える｡

｢選手もわれわれもﾓﾁﾍﾞｰｼｮﾝが上がっている｡万全とは言えないが､それに近い状態であすを迎えられる｣

-いよいよという気持ちか｡

｢何だかんだ足らない部分もあるが､ここまで来たらそういうことは言ってられない｡一戦一戦大切に戦っていく｣

-川崎(ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ)と村田(横浜)が心配｡

｢大丈夫とは言えないが､そんなことは言っておれない｡もうやるしかない｣

-あす､選手に言葉をかけるとしたら｡

｢野球は北京五輪が最後で､ﾛﾝﾄﾞﾝ五輪ではない｡ここに新たにわれわれの歴史を刻むと｣

-どういう日本の野球を見せたいか｡

｢米大ﾘｰｸﾞで活躍しているのが日本の代表者｡そういう意味では日本の野球が世界に通用する時代になったし､われわれが子どものころから学んできた野球を見せられればいい｡それは基本に忠実であり､正々堂々と戦っていくということだ｣(共同)

08月12日(火)16:54

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