室伏「精いっぱい頑張る」 陸上第1陣が北京入り
【北京12日共同】北京五輪陸上男子ハンマー投げで2連覇を目指す室伏広治(ミズノ)が12日、北京入りし「連覇というよりまずは力を出すことが大事。精いっぱい頑張る」と落ち着いた口調に自信をのぞかせた。練習による疲労で前週に腰に違和感が出たというが「回復しているので大丈夫」と不安を打ち消した。
男子400メートル障害の為末大(APF)は「次の五輪があるとは考えていない。納得いく結果を出したい」と決意を示した。為末は日本をたつ前に「帰ってきたらアスリートじゃなくなるかもしれない」と五輪後の引退を示唆。「引退の可能性があるということですか」の質問に「はい、そうです」と答えた。
4度目の五輪となる男子100メートルの朝原宣治(大阪ガス)は「できる限りの準備はしてきた。あとは力を出したい」と意気込み、女子100メートルに日本勢では56年ぶりに出場する福島千里(北海道ハイテクAC)は「楽しみだけど緊張している感じ。自分の走りをしたい」と抱負を話した。
陸上は15日に競技が始まる。
08月12日(火)20:06
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