野口が北京五輪欠場 左太もも筋肉を痛め
2004年アテネ五輪女子マラソンの金メダリストで、北京五輪で同種目史上初の五輪2連覇を目指していた野口みずき(30)=シスメックス=が、左太ももの肉離れのため、欠場することを日本オリンピック委員会(JOC)幹部に伝えていたことが12日、明らかになった。

野口は7月上旬からスイス・サンモリッツで高地合宿を行っていたが、7月25日に臀部(でんぶ)下に痛みを訴え、左脚の痛みが取れないため日程を短縮して今月4日に帰国。病院で精密検査を受け、点滴や局部注射で回復を図っていた。

アテネ五輪では2000年シドニー五輪の高橋尚子(ファイテン、当時積水化学)に続く日本勢2連覇を達成。翌年のベルリンでは2時間19分12秒の日本記録を樹立した。その後は故障でレースを欠場することがあったが、北京五輪代表選考会を兼ねた昨年の東京国際女子で圧勝し、北京での連続金メダルが期待されていた。

08月12日(火)19:38
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