谷本｢金｣､ｵｰﾙ一本女子2人目のV2

【北京12日共同】北京五輪第5日の12日､柔道女子63ｷﾛ級で谷本歩実(27)=ｺﾏﾂ=が初戦の2回戦から4試合すべて一本勝ちでｱﾃﾈ五輪に続く2連覇を達成した｡

日本柔道の連覇は今大会の男子66ｷﾛ級で内柴正人(旭化成)が達成したのに続き史上5人目｡全競技を通じて､日本女子選手の連覇は柔道48ｷﾛ級の谷亮子(ﾄﾖﾀ自動車)に次いで史上2人目になった｡

谷本は決勝でﾘｭｼ･ﾄﾞｺｽ(ﾌﾗﾝｽ)を内またで倒して頂点に立った｡前回ｱﾃﾈでも5試合すべて一本勝ちだった｡男子81ｷﾛ級の小野卓志(了徳寺学園職)は初戦の2回戦で敗れ､ﾒﾀﾞﾙを逃した｡

体操の男子団体総合決勝で､日本は銀ﾒﾀﾞﾙでｱﾃﾈ五輪に続く2連覇を逃した｡中国が優勝｡

今大会､日本のﾒﾀﾞﾙは金3､銀1､銅2となった｡

ｻｯｶｰ女子1次ﾘｰｸﾞ最終戦の日本はﾉﾙｳｪｰを5-1で破り､1勝1分け1敗で2大会連続8強入りした｡ｿﾌﾄﾎﾞｰﾙは1次ﾘｰｸﾞが始まり､日本はｱﾃﾈ2位のｵｰｽﾄﾗﾘｱに4-3で勝った｡

競泳の男子200ﾒｰﾄﾙ平泳ぎ予選で､100ﾒｰﾄﾙとの2大会連続2冠を目指す北島康介(日本ｺｶ･ｺｰﾗ)は全体の6位で13日の準決勝に進んだ｡

08月12日(火)22:55

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