「力出せなかった」 観客席の父もぼうぜん
【北京13日共同】柔道男子90キロ級の2回戦で一本負けを喫した泉浩選手(26)は「いいところを全く出せなかった。結果を受け止めるのに精いっぱい」と肩を落とした。4年前のアテネでは銀メダル。悲願の「金」獲得に挑んだが、本来の力を出し切れなかった。

観客席の父忠志さん(67)は、一本負けの瞬間をぼうぜんと見つめた。ほおには「大和魂」と書かれた日の丸のシール。しばらく立ち上がれなかった。

地元の青森県大間町から来た応援団は「マグロ一筋」と金色にプリントされたそろいのTシャツで声援を送った。「相手もしんどいんだ。頑張れ」。勝利を信じる仲間の声は、泉選手が畳にたたきつけられた瞬間「あー」とため息に変わった。

忠志さんは「何もしゃべることはねえ。だめだ」と会場を後にした。

08月13日(水)18:09
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