【評】攻めの姿勢貫いた上野柔道

女子70ｷﾛ級の上野は長身の相手にも組み手で勝ったのが大きかった｡攻めの姿勢を貫く､すきのない柔道だった｡

1回戦はややてこずったが､終了間際に上四方固めで一本勝ち｡2回戦は内また､3回戦は小内刈りで倒してから抑え込んで一本勝ちした｡

準決勝の強豪ﾎﾞｽ戦でも常にﾎﾟｲﾝﾄでﾘｰﾄﾞし､内またで技ありを奪って勝利｡決勝では力強い朽ち木倒しを決め､46秒で勝負をつけた｡立ち技､寝技ともに自在に操り､総合力で頭一つ抜けていた感があった｡

男子90ｷﾛ級の泉は本来の動きではなかった｡1回戦は延長で何とか勝ったが､2回戦でいいところなく敗れた｡(共同)

08月13日(水)20:50

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