モンゴル人初の金メダル 白鵬、朝青龍も感激
【北京14日共同】14日に行われた柔道男子100キロ級でモンゴル代表のナイダン・ツブシンバヤル(24)が優勝し、モンゴルに初の五輪金メダルをもたらした。

1回戦で鈴木桂治(平成管財)にもろ手刈りで一本勝ちする絶好のスタートを切り、決勝まで5試合を勝ち抜いた。優勝の瞬間は両腕を突き上げ「両親、コーチ、支えてくれた人への感謝」が頭をよぎったという。

幼少からモンゴル相撲で腕を磨き、柔道を本格的に始めてまだ8年目という。記者会見ではモンゴルの協会関係者も壇上に登場するなどお祭り騒ぎで、喜びは「言葉にならない」と話した。

夏巡業中の大相撲の白鵬、朝青龍の両横綱も、母国のニューヒーロー誕生をテレビ観戦。白鵬は「感激しました。世界の大舞台でやってくれた」と歓喜に浸った。

白鵬の父、ジジド・ムンフバト氏はモンゴル相撲の英雄であるとともに、1968年メキシコ五輪レスリングの銀メダリスト。「レスリングと柔道の違いはあるけど、自分のお父さんを超えたことがすごいし、本当にうれしい。今日はお祝いだ。(今月下旬の)モンゴル巡業で早く会いたいな」と声を弾ませた。

柔道選手としても鳴らした朝青龍は五輪出場も夢見ていただけに、思い入れは相当なもの。関係者によれば、優勝の瞬間は涙を流して喜び「今は何も言葉にできないくらいに感動している」と話していたという。

08月14日(木)22:50
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