「56民族代表」も偽装 五輪開会式、漢民族が大半
【北京15日共同】8日の北京五輪開会式のアトラクションで、「中国の56民族を代表する」と紹介された子どもの多くは、実際には各少数民族の衣装を着ていただけの漢民族だったことが分かった。北京五輪組織委員会が15日の記者会見で認めた。

開会式当日に配布された資料には、子どもたちは「中国の56民族からの56人」と明記されている。子どもたちは開会式で中国国旗を持って行進した。記者会見で、同組織委の王偉執行副会長は「イベントなどではよくあること。たいしたことではない」と話した。

開会式をめぐっては、世界中に放映された、花火による“巨人"の足形が合成映像だったことや、革命歌曲を歌った少女の歌声が別人のものだったことも判明している。

中国のチベット自治区や新疆ウイグル自治区では、漢民族支配に対する住民の強い反発が顕在化しており、国旗入場の場面は民族融和を演出する狙いがあった。中国は、人口の92%を漢民族が占め、少数民族としては、チワン族(約1620万人)、回族(約980万人)、朝鮮族(約190万人)などがいる。

08月15日(金)17:25
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