石井、面目の「金」 なでしこ初の4強
【北京15日共同】北京五輪第8日の15日、柔道男子100キロ超級で石井慧(21)=国士舘大=が決勝でウズベキスタンの選手を破り、初出場で優勝を飾った。
今大会、日本の金メダルは6個となり、柔道男子では66キロ級の内柴正人(旭化成)に次いで2個目。男子最重量級の制覇はアテネ五輪の鈴木桂治(平成管財)に続いて2大会連続で、振るわなかった男子は最終種目で面目を保った。
女子78キロ超級の塚田真希(26)=綜合警備保障=は銀メダル。決勝の残り8秒で中国選手に一本を取られて逆転負け、五輪2連覇はならなかった。
サッカー女子の日本は準々決勝で中国を2-0で破って初の4強入り、18日に準決勝で前回金メダルの米国と対戦する。
バドミントン女子ダブルスの末綱聡子、前田美順組(NEC・SKY)は3位決定戦で中国ペアに敗れ、日本初のメダルを逃した。
陸上は男子100メートルで五輪4度目出場の朝原宣治(大阪ガス)が2次予選で落選した。女子1万メートル決勝に福士加代子(ワコール)らが出場。
カヌー・スラロームの女子カヤックシングルで19歳の竹下百合子(早大)が日本勢で史上最高の4位に入った。野球の日本は1次リーグ第3戦でオランダを下して2勝1敗とした。
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