「うれしさより安堵感」 柔道最後に「金」の石井
【北京16日共同】北京五輪の柔道男子100キロ超級の石井慧選手(国士舘大)は金メダル獲得から一夜明けた16日、北京市内で記者会見し「うれしさより、ホッとしたという安堵(あんど)感が強い」とリラックスした表情で話した。
「日本のプライドを見せつけることができた。君が代は日本人の魂。表彰式ではふざけず、しっかり聞いた」との言い方で喜びを表現した。常々「世界最強の男になる」と公言しているが、金メダルを取っても「そういう気持ちはまったくない。強い男は山ほどいる。自分はまだまだ」と謙遜(けんそん)。ただ「五輪に勝って土台ができた。これから石井の快進撃が始まりますよ」と笑わせた。
来春の大学卒業後については「就職活動は何もしていない。日本に帰ってゆっくり考える」と述べた。
女子78キロ超級銀メダルの塚田真希選手(綜合警備保障)はけがの治療のため会見出席を取りやめた。
08月16日(
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