｢柔道最高!｣と石井選手団が帰国

北京五輪で7個のﾒﾀﾞﾙを獲得した柔道の日本選手団が17日､成田空港着の航空機で帰国し､長男の病気で既に帰国している女子48ｷﾛ級3位の谷亮子(ﾄﾖﾀ自動車)を除くﾒﾀﾞﾘｽﾄが空港内で記者会見を行った｡

男子100ｷﾛ超級で初優勝した石井慧(国士舘大)は｢応援してくださった皆さまのおかげで優勝できた｡柔道最高!｣と破顔一笑｡同66ｷﾛ級を2連覇した内柴正人(旭化成)は｢ﾒﾀﾞﾙを持って､家族の一人一人に会いに行きたい｣と話した｡

女子も金ﾒﾀﾞﾙ2つでいずれも五輪2連覇｡63ｷﾛ級の谷本歩実(ｺﾏﾂ)は｢支えてくれた人々にあいさつして感謝を伝えたい｣と笑みを浮かべ､70ｷﾛ級の上野雅恵(三井住友海上)は｢まずは(関係者に)あいさつ回りをしたい｣と述べた｡

試合中に左ひじなどを負傷した同78ｷﾛ超級2位の塚田真希(綜合警備保障)は｢けがを治してから今後を考えたい｣と､進退については明言を避けた｡

男子100ｷﾛ級で1回戦敗退の鈴木桂治(平成管財)は日本選手団の主将として北京に残った｡

08月17日(日)22:18

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