ボルト、200mも世界新 短距離2冠84年ルイス以来
【北京20日共同】北京五輪第13日の20日、陸上男子200メートル決勝でウサイン・ボルト(21)=ジャマイカ=が19秒30の世界新記録を樹立して金メダルを獲得。9秒69の驚異的なタイムで制した100メートルと合わせ、短距離2冠を達成した。
100メートル、200メートルの両種目制覇は、男子では1984年ロサンゼルス五輪のカール・ルイス(米国)以来、24年ぶり9人目。ジャマイカ選手では初となった。
これまでの200メートルの世界記録は96年アトランタ五輪でマイケル・ジョンソン(米国)がマークした19秒32で「100年は破られない記録」「不滅の記録」と形容されてきた。200メートルを本職とするボルトは、12年間破られることがなかった快記録を、4年に1度の大舞台で塗り替えた。
国際陸連によると、男子で100メートルと200メートルの世界記録を同時に保持するのは、史上3人目の快挙。
08月20日(水)23:44
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