伊調馨、ゆっくり決めたい レスリング女子らが帰国
北京五輪の出場全4階級でメダルを獲得したレスリング女子の代表選手らが20日、成田着の航空機で帰国した。63キロ級を2連覇した伊調馨(綜合警備保障)は北京で一度引退を口にしたが「今後については周りの人と相談しながらゆっくり決めたい。あれ(引退表明)は試合が終わって安堵(あんど)感と達成感があっての気持ち」などと、揺れる心境を明かした。
55キロ級連覇の吉田沙保里(綜合警備保障)は「2連覇できて本当にうれしく思う」と話し、48キロ級の伊調千春(綜合警備保障)は「やるべきことをすべてやって、試合でも出し尽くした」と充実の笑顔。72キロ級で銅の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は「みんなで喜びを分かち合いたい」と感激していた。
自転車の男子ケイリンで銅メダルの永井清史(日本競輪選手会)や、団体総合で5位となった体操女子チームも帰国した。
08月20日(水)20:56
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