日本勢にメダルの期待 24日男子マラソン
【北京23日共同】北京五輪の男子マラソンは大会最終日の24日午前7時半(日本時間8時半)に天安門広場をスタートし、「鳥の巣」の愛称を持つ国家体育場にゴールするコースで行われる。
男子マラソンで日本は、1992年バルセロナ大会で銀メダルに輝いた森下広一を最後に表彰台から遠ざかっている。今回は、いずれも初めての五輪となる尾方剛、佐藤敦之(ともに中国電力)大崎悟史(NTT西日本)の顔触れで、4大会ぶりのメダル獲得を狙う。
ケニアは出場予定選手中、最も速いタイム(2時間5分15秒)を持つマーティン・レル、トヨタ自動車九州で力を付けたサムエル・ワンジル、昨年の世界選手権王者ルーク・キベトの豪華布陣。世界選手権を2度制しているジャウアド・ガリブ(モロッコ)や、昨年の世界選手権2位のムバラク・ハッサン・シャミ(カタール)もエントリーし、強敵がそろった。
女子マラソンで惨敗するなど不振だった日本陸上陣は22日の男子400メートルリレーで3位に入り、今大会初のメダルを手にした。最後の種目で上積みを目指す。
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