歌った少女は「傷心」 五輪開会式の“口パク"
【北京23日共同】北京五輪開会式の“口パク"問題で、実際に革命歌曲を歌った少女、楊沛宜さん(7つ)について、担任の教師が23日までに、自身のブログで「がっかりし、傷ついているようだ」と近況を伝え、「楊さんを二度と傷つけないでほしい」と訴えた。
教師によると、楊さんは18日に口パクをした林妙可さん(9つ)が出演した娯楽番組を興奮した様子で見た。しかし、司会者が、実際には楊さんが歌ったことを紹介しなかったため、がっかりした表情を浮かべ、ひと言も口をきかずに就寝。翌朝、楊さんが歯形が残るほど強く自身の腕をかんでいたのを家族がみつけた。
両親はメディアの取材から守るためとして、楊さんを「遠く」に移したという。教師は、楊さんが林さんを含め一緒に開会式の練習をした子どもたちに会いたがっているとしている。
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