空中動作、夢にも出た 点火の李寧氏、苦労語る
【北京9日共同】北京五輪の開会式で宙づりになりながら聖火台に火をともした1984年ロサンゼルス五輪体操男子金メダリストの李寧氏が9日の人民日報(電子版)で「体操と違うのは、聖火台点火は自分一人のことではないこと。(本番までに)夢の中にも空中動作が出てきた」などと苦労話を明らかにした。

張芸謀・開会式演出総監督は9日の記者会見で、李寧氏の人選理由について「難しい動きを空中でやるため練習が必要で、現役選手には頼めなかった。しかもスポーツで業績を残し、曲芸的な動きができる人」と説明。李寧氏は組織委員会から「候補者の一人」として約1カ月前に打診され、秘密保持のため毎日深夜に国家体育場に出掛けて練習したという。

「体操のウルトラCとは違うが、やってみたら難しかった」だけでなく「試合なら成功でも失敗でも許される。聖火台への点火は成功以外に考えられない」という重圧もあった。1カ月で5キロも減量し「余計なことを考えず、動作の一つ一つに集中した」。44歳で全世界が注目した大役を無事こなしたあたりは、まさに昔取ったきねづかか-。

08月09日()17:38

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