為末、北京最後に引退示唆 「選手じゃなくなるかも」
北京五輪の陸上男子400メートル障害代表の為末大(30)=APF=は12日、北京出発前の成田空港で「帰ってきたらアスリートじゃなくなるかもしれない」と五輪を最後に第一線を退く可能性を示唆した。記者の「引退の可能性があるということですか」の質問に「はい、そうです」と答えた。
為末は「最後になるかもしれない五輪。納得のいく形で終わりたい」と3度目となる五輪へ熱い思いを語った。
痛めていたアキレスけんについては「痛みはない。決勝までもつか分からないが、(決勝に)残ったら一発狙いたい」と五輪を競技人生の集大成とする意気込みを口にした。
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