フェルプス最多の金11 松田、2百バタ「銅」
【北京13日共同】北京五輪第6日の13日、競泳男子のマイケル・フェルプス(23)=米国=が200メートルバタフライと800メートルリレーで優勝し、個人通算で五輪史上最多の11個(今大会5個)の金メダルを獲得した。
200メートルバタフライで松田丈志(24)=ミズノ=は1分52秒97の日本新記録で初の銅メダルを獲得した。同種目で日本勢のメダルは、アテネ2位の山本貴司に続いて2大会連続。
フェルプスは200メートルバタフライを1分52秒03の世界新記録で制し、この後の800メートルリレーでも第1泳者として世界新で貢献した。これまで競泳男子のマーク・スピッツ(米国)、陸上男子のカール・ルイス(米国)らの通算9個が最高。日本選手では体操男子の加藤沢男が8個を獲得している。
男子200メートル平泳ぎ準決勝で、2大会連続2冠が懸かる北島康介(日本コカ・コーラ)は2分8秒61の五輪新記録を出し、トップのタイムで14日の決勝に進んだ。
バドミントンの女子ダブルス準決勝で末綱聡子、前田美順組(NEC・SKY)が韓国ペアに挑戦し、勝てば日本勢初のメダルが決まる。
柔道は女子70キロ級にアテネ五輪金メダルの上野雅恵(三井住友海上)、男子90キロ級に同2位の泉浩(旭化成)が出場。
08月13日(水)12:56
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