消化不良、取りこぼし メダル目標厳しいとの認識
【北京15日共同】北京五輪の競技本格開始から7日目となった15日、日本選手団幹部が北京市内で中間総括の記者会見を行い、福田富昭団長は金メダル2けた、メダル総数30個以上という目標について「近づけるべく努力したい」と話し、両方の達成は厳しい状況になりつつあるとの認識を示した。

14日まで日本は競泳男子の北島康介(日本コカ・コーラ)の平泳ぎ2冠など金5、銀3、銅3を手にしたが、金16、銀9、銅12の計37個を獲得した前回アテネ大会の序盤のような勢いはない。メダルを量産できないお家芸の柔道を含め「消化不良」「取りこぼし」という表現で、計算外の敗退が多い状況を認めた。

上村春樹総監督は出身競技の柔道が波に乗り切れない状況を「負け方が悪い。選手は自分の力を出し切れず、空回りした」と分析した。北島らの優勝者を引き合いに出して「独特のプレッシャーに勝たないといけない」と指摘した。

一方で、フェンシングの男子フルーレ個人で銀メダルを獲得した太田雄貴(京都ク)ら躍進する選手も出た。市原則之副団長は「日本オリンピック委員会(JOC)がこれまで進めた長期強化計画の成果の一つだ」と強調した。

08月15日(金)17:56

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