ﾒﾀﾞﾙなるか土佐､中村 17日に女子ﾏﾗｿﾝ

【北京16日共同】北京五輪で日本の5大会連続のﾒﾀﾞﾙ獲得が期待される女子ﾏﾗｿﾝは17日午前7時半(日本時間同8時半)から､天安門広場から国家体育場までのｺｰｽで行われる｡

日本は五輪連覇を目指していた野口みずき(ｼｽﾒｯｸｽ)が故障で欠場し､2選手が出場する｡16日､土佐礼子(三井住友海上)は北京市郊外にあるｺﾞﾙﾌ場の周辺で1時間弱のｼﾞｮｷﾞﾝｸﾞをし､本番に備えた｡中村友梨香(天満屋)も昼ごろに軽く走って最後の調整を終えた｡

ｽﾀｰﾄﾘｽﾄも発表され､出場を予定する82選手に､脚の疲労骨折からの回復が注目される世界記録保持者のﾎﾟｰﾗ･ﾗﾄﾞｸﾘﾌ(英国)も名を連ねた｡本命視される周春秀(中国)や昨年の世界選手権優勝のｷｬｻﾘﾝ･ﾇﾃﾞﾚﾊﾞ(ｹﾆｱ)､ﾍﾞﾙﾊﾈ･ｱﾃﾞﾚ､ｹﾞﾃ･ﾜﾐのｴﾁｵﾋﾟｱ勢も登録された｡

大会組織委員会が発表する国家体育場周辺の天気予報は当日朝は曇りで､気温は21度から25度とされている｡想定したほどの酷暑下のﾚｰｽではなくなる可能性がある｡

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