七種競技2位が薬物違反 ウクライナのブロンスカ
【北京20日共同】北京五輪の陸上七種競技で2位になったリュドミラ・ブロンスカ(30)=ウクライナ=がドーピング検査で筋肉増強剤に陽性反応を示したことが20日、分かった。違反が確定すれば銀メダルははく奪され、五輪から追放される。今大会で5件目の薬物違反。
同選手は19日に女子走り幅跳び予選を突破したが、国際オリンピック委員会(IOC)により22日の決勝への出場を差し止められた。
ブロンスカは昨夏の世界選手権(大阪)でも2位になった有力選手。ドーピング違反で2003年から2年間の資格停止処分を受けており、今回の違反で永久失格となることが濃厚になった。
国際オリンピック委員会(IOC)は規律委員会を開いた上で、理事会で処分を決定する。
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