ボルト19秒30世界新 ソフト、サヨナラ決勝へ
【北京20日共同】北京五輪第13日の20日、陸上の男子200メートル決勝は、100メートルを9秒69の世界新記録で制したウサイン・ボルト(21)=ジャマイカ=が19秒30の世界新で優勝し、1984年ロサンゼルス五輪のカール・ルイス(米国)以来、24年ぶりの短距離2冠を達成した。
これまで200メートルの世界記録は96年アトランタ五輪でマイケル・ジョンソン(米国)がマークした19秒32で、12年ぶりに更新した。
ソフトボールの準決勝で米国に敗れた日本は、3位決定戦でオーストラリアに延長12回、4-3でサヨナラ勝ちし、21日の決勝に進出。4連覇を狙う米国と再戦し、初の金メダルを目指す。
日本はエース上野由岐子(ルネサス高崎)が2試合完投で計21回、318球を投げ切った。
シンクロナイズドスイミングのデュエット決勝はフリールーティンを行い、鈴木絵美子(26)、原田早穂(25)組(ミキハウス)がライバルの中国ペアを抑えて3位に入った。
シンクロは1984年ロサンゼルス五輪で採用されて以降、ソロ、デュエット、チームの種目を入れ替えて実施。日本はメダルを逃したことがなく、今回も伝統を守った。
野球の日本は米国と1次リーグ最終戦を行い、タイブレーク方式の延長11回、2-4で敗れた。22日の準決勝で日本は韓国と対戦する。
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