日本からも参加し、興奮 五輪入り目指す武術が大会
【北京21日共同】中国発祥の武術の国際大会「北京武術大会」が21日、北京で始まり、日本選手も6人が参加した。五輪実施競技入りを目指す中国の強い意向により、五輪会場の五輪センター体育館を使用するなど本格大会となった。
中国南方を起源として力強い動作が特徴の男子南拳に出た中田光紀(東京都連盟)は「五輪をテレビで見ていたので(五輪会場に)興奮した。結果には満足」とうれしそう。大会のため約1カ月前から中国で強化合宿を続けていたという。
国際武術連盟の村岡久平理事は「2016年五輪開催地が決まる来年10月に向けて国際オリンピック委員会に働き掛けたい。現在は種目数が15と多すぎるので、種目の整理が必要だ」と話した。
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