ソフト、悲願の「金」 連投上野、3-1で米破る
【北京21日共同】北京五輪第14日の21日、ソフトボール決勝で日本が米国を3-1で破って悲願の初優勝を達成した。球技の日本勢では1976年モントリオール五輪のバレーボール女子以来、32年ぶりの金メダル。今大会、日本の金は9個となった。
日本は20日の準決勝、3位決定戦で計21回、318球を投げた上野由岐子(ルネサス高崎)が連投の疲れも見せず、米国の強打線を1点に抑えて完投。日本は1次リーグと準決勝で米国に連敗したが、ページシステムを勝ち上がって3度目の対戦で雪辱を果たした。
ソフトボールは96年アトランタ五輪から採用され、これまで米国が3連覇。日本はアトランタ4位、シドニー2位、アテネ3位だった。次回ロンドン五輪では実施競技からの除外が決まっている。
サッカー女子の3位決定戦で、日本は昨年の女子ワールドカップを制した強豪ドイツに0-2で敗れ、68年メキシコ五輪3位の日本男子以来40年ぶり、女子で初の銅メダル獲得はならなかった。
不振の続く陸上は、前回4位に入賞した男子400メートルリレーで日本は予選を通過し、22日の決勝に進出した。
08月21日(木)22:57
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