「中国人の応援に感謝」 郎平監督、米チームで銀
【北京23日共同】「中国人観客の米国チームへの応援に感謝する」。北京五輪のバレーボール女子決勝戦でブラジルに敗れたものの銀メダルを獲得した米国チームの中国人の郎平監督は、会見で満足そうに謝意を表明した。

米国が銀メダルに輝いたのは実に24年ぶり。郎平監督は1996年のアトランタ大会では中国チームの監督として銀メダルに導いた実績もある。

予選で米国が中国を破った時には中国内で「裏切り者」との声も上がったが、郎平監督は会見で「中国にも35人も外国人コーチがいる」と反論。将来中国で再び指導する可能性については「中国には優秀な人材が多い」と慎重だった。

中国戦から時間もたったせいか、この日の決勝戦では大部分の中国人が「監督が中国人だから」米国を応援。「加油(頑張れ)郎平」や「加油USA」の声援も会場にこだました。

08月24日()01:07

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