02/19 09:52

【ソルトレークシティー18日共同】4人で力を合わせて過ごした青春が、この五輪で幕を下ろした。
バイアスロン女子30キロリレーに出場した日本チームの4選手のうち、高橋涼子(28)、菅弘美(28)、進藤真美(26)が今季限りで引退する。
14位に終わったが、たくさんの思い出が胸を締め付ける。
ライバル、仲間として過ごした日々…。
4人の目に、自然と涙があふれた。
「入賞なんかしなきゃよかった」。
1998年。
長野五輪で6位となった高橋選手は、そう悩んだ時期があった。
日大から自衛隊に入り、2年目に五輪で日本勢初の快挙。
その功績から隊内で4階級特進した。
年上の人が階級が下になったりで「どうしていいか分からなかった」。
何もせずにいると…。
そんな精神的重圧から、スランプに陥った。
しかし、ここから開き直った。
「結局自分が意識しすぎて対応できなかったんですね」。
今ではもう、笑って話せる。
自衛隊は辞める。
何をするかは「ゆっくり考える」。
菅選手は、チームで恭司選手(32)と、人生のパートナーとして出会った。
「青春をバイアスロンとともに過ごしました」。
引退後は、通信部門の技術習得のため神奈川県久里浜の学校に通う。
夫が北海道で現役を続けるため、しばらくは別居生活に。
「子供は2人ぐらい欲しい」というが、まだ先になりそうだ。
そして、「もう限界です」という進藤選手は、夫を支えるため家庭に入る。
長野五輪後、この3人が中心となり、チームを引っ張った。
「この4人でやるのは今日で終わり」。
バトンを受け継ぐ田中珠美選手(26)が、何度もこうつぶやいた。

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