02/20 07:10

五輪でハンドルを握るのは、初めてだった。
「最後まで集中力を保てて楽しかった」。
男子ボブスレー2人乗りの大石博暁(グローバリー)にとって、大観衆を目の当たりにしての滑走は、快感だった。
長野五輪では、スタート時にそりを後ろから押すブレーカーとして出場。
そりに乗り込むと、あとの操縦はパイロット任せの補佐役だ。
ゴールタイムではなく、レース序盤のスタートタイムで評価される役回りに物足りなさを感じていた。
操縦して、最後まで自分の力で滑りたい。
長野大会後、パイロットに転向。
最初のシーズンは、3回連続で転倒したこともあった。
人一倍の研究熱心さで技術を修得。
昨年12月にライバルとの競争を勝ち抜き、五輪切符を手にした。
結果は29位。
「まだやりたい。
ここからが勝負」。
31歳になっても挑戦は続く。

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