02/24 17:19

アルペンスキーのメダル獲得数は、前回の長野に続きオーストリアがトップを守った。
メダルを量産するとみられたH・マイヤーが欠場したが、その穴をほかの選手が埋め、層の厚さをうかがわせた。
今回、大躍進したのがクロアチア。
といっても、女子のコステリッツ1人が稼ぎ出したもの。
チームに勢いが出てきた今、2番手、3番手が育てば、一気に強国になる可能性も。
「しにせ」組では、フランスが安定して活躍している。
女子滑降のモンティーユ、男子回転のビダルと、伏兵的な立場の選手が金を手にしている。
イタリアは、前回も今回もメダルはすべて女子。
男子はトンバの後継者が育っていない。
ノルウェーは逆に、すべて男子。
それも30歳のオーモット、31歳のチュースが中心で、若手育成が急務。
ドイツは、長野で金2、銅1のサイツィンガーの引退が響き、メダル数は大幅に減った。

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