02/25 15:31

アフガニスタン・オリンピック委員会のアンワル・ジェグダリク会長との一問一答は次の通り。
-2004年アテネ夏季五輪への展望は。
「(タリバン政権時代の国際オリンピック委員会=IOC=による資格停止処分は撤回されていないが)参加できるとすれば、レスリング、ボクシング、陸上、テコンドーが有望だ。
現状でメダル獲得は難しいだろうが、重要なのはまずアフガンの五輪復帰だ」-開会式へはどんなプランがあるか。
「入場行進で女性選手を旗手として、先に導入されたばかりの新国旗とともに、五輪復帰を飾りたい」-タリバン政権下のスポーツの状況は。
「アフガンの有力競技であるレスリングやボクシングの代表チームの有力選手がカナダや英国に流出し、大きな損失を受けた。
現在は彼らとも連絡をとり、国内の選手との強化での連携を図り、アテネ五輪への代表を送り出したい」-タリバンのスポーツ政策はどうだったか。
「彼らはオリンピック精神を理解しておらず、すべての選手に頭から足まで覆う服装をさせ、長いひげを蓄えるよう強制した。
これは本来のイスラム精神に反するものだ。
教育の機会すら与えられていなかった女性については言うまでもない。
女性のスポーツ復帰を支援していきたい」-アフガン国内の人気スポーツは。
「サッカーとレスリング。
ボクシングもそれに次いで人気がある」
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