02/25 21:43

【ソルトレークシティー25日共同】好奇心いっぱいの少女が、世界に触れた。
24日のソルトレークシティー冬季五輪閉会式で、五輪旗を持って退場した8人の子供たちの中に、横浜市青葉区の小学6年生、吉田実花さん(12)がいた。
吉田さんは白地に黒のセーターを着て、五輪旗の右側を持って堂々の行進。
「思ったより緊張しなかった」と、落ち着いた様子で振り返った。
国連児童基金(ユニセフ)はアジア、アフリカ、アメリカ大陸、欧州など各地域の子供による五輪旗の行進を計画。
吉田さんは昨年12月、ユニセフなどが主催し、横浜市で開催された児童買春に反対する世界会議に出席したことがきっかけで、大役を任された。
「子供だからアピールできることがあると思う。
外国の人と話ができるよう英語を勉強したい」という娘の晴れ姿に、母芳子さん(40)は「一生に一度のことと思って来ました」と感激の表情だった。

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