● 02/14 21:11

【トリノ14日共同】フィギュアスケート男子代表の高橋大輔(関大)がショートプログラム(SP)当日の14日、当地のパラベラ競技場で公式練習を行い、金メダル候補のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)らと同じグループでSPの要素などを入念に確かめた。
早朝の割り当てで、ジャンプは音楽なしで3回転フリップ-3回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)3回転ルッツなどを決め、力強い4回転を跳んだプルシェンコにジャンプの切れで対抗した。
音楽をかけた練習でスピンやステップなどをチェック。
30分弱で終え、長光歌子コーチは「朝6時半からの練習なので軽めで切り上げた。
これから昼寝して今夜の本番に備える」と話した。
日本選手団の不振が続き、期待のフィギュアで最初の登場となる。
採点競技で不利といわれる1番滑走に決まったが、城田憲子監督は「プルシェンコら同じ組に有力選手が多く、全体的に得点も高めになるはず。
1番で重圧がかかるけど、高橋はここ1年でジャンプの切れ、ステップの鋭さ、スピンの速さが増して、備えはできた」と期待を寄せた。

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