● 02/15 22:08

【トリノ15日共同】スノーボードで今大会から新たに五輪種目に採用されたスノーボードクロスは16日に男子、17日に女子の予選、決勝をバルドネッキアで行う。
種目の名称はオートバイのモトクロスに似ていることに由来している。
五輪コースは全長900メートル。
ジャンプ台や激しい起伏、カーブなどを配したコースを推定時速50-60キロで駆け抜ける。
予選は1人だけでコースを2回滑り、よい方のタイムを採用して順位を決め、上位32人が決勝トーナメントに進む。
女子はエントリーが少ないため上位16人によるトーナメントになる見込み。
決勝トーナメントは4人1組が同時にスタート。
各組上位2人が勝ち抜ける。
優れた滑走技術はもちろん、体のぶつかり合いに耐える体力、頭脳的な駆け引きも必要だ。
公式練習を終えた有力選手からは「ふだんのコースよりも長く厳しい」「雪質が変わって難しい」などという反応。
日本勢は男子が30歳の千村格(ヨネックス)、女子は19歳の藤森由香(JWSC)が出場する。
今季のワールドカップで6位に入った実績を持つ藤森は「選手同士が絡まって転倒することもある。
何があるか分からず、誰にでもチャンスはある」と、話した。

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