● 02/17 07:32

【プラジェラート(イタリア)16日共同】スキー・ジャンプは16日、ラージヒル(LH=HS140メートル、K点125メートル)の公式練習を行ったが天候不良のため途中で中止された。
日本は17日の予選前に出場選手を決定し、37歳の原田雅彦(雪印)が第4の枠を狙う。
16日に各チームが出場選手を決める予定だったが、17日にもう一度練習してからエントリーを締め切ることになった。
出場選手を提出したチームも多かったが、日本のユリアンティラ・コーチは「選考の機会を最大限に生かしたい」と、最後まで各選手の調子を見極める姿勢を示した。
原田は一戸剛(アインズ)や伊藤謙司郎(北海道・下川商高)と競う。
14日の公式練習で伊藤が3人の中で最長の127メートルを飛んだが、同コーチは「風の影響もあった。
同じ条件で3人を見比べたい」と評価を控えた。
この日、原田だけが1回飛んだ。
91・5メートルと伸びなかったが「風で差がつくけど、それがなければノーマルヒル(NH)と同じ感覚」と話し、自分のミスで失格したNHの巻き返しを期した。

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