● 02/18 07:34

【トリノ17日共同】イタリアのピザヌ内相は17日、トリノ冬季五輪の治安担当者会議に出席した後、トリノ市内で記者会見し、トリノ五輪を標的にした「深刻なテロ情報は上がってきていない」と述べ、残り9日となったトリノ五輪のテロ対策に自信を示した。
内相は各種のテロ情報が、内務省の反テロ戦略分析センターで一元的に管理されるイタリアの制度を紹介。
過去2カ月間、治安当局が実際に動きだすような情報はなかったと述べた。
ただ、テロ脅迫の件数などについては明らかにしなかった。
内相は五輪開幕後の8日間、関係各機関の連携で警備態勢が円滑に機能していると強調、残り期間も全力を尽くすと述べたが、会見に出席した各国記者からは「記者証がなくても競技会場に入れた」など、警備の緩みを指摘する声も出た。

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