● 02/21 19:06
【トリノ21日共同】メダル期待のフィギュアスケート女子の安藤美姫(愛知・中京大中京高)荒川静香(プリンスホテル)村主章枝(avex)がショートプログラム(SP)当日の21日午前、当地のパラベラ競技場で公式練習を行い、それぞれ本番用の衣装で調整に臨んだ。
安藤は黒色ベースのシースルーの衣装。
音楽をかけた練習で早朝のためか、緊張のためか、冒頭の3回転ルッツ-3回転ループで最初のルッツが回転不足となり、ストレートステップも乱れるなど、体の動きが硬かった。
フリーで挑戦予定の4回転の練習はしなかった。
荒川は鮮やかな赤色の衣装を初披露。
3回転ルッツ-3回転ループ、不安定な3回転フリップも成功し、同じグループの金メダル候補、イリーナ・スルツカヤ(ロシア)が見入るほどの素晴らしい仕上がりを披露した。
村主はフラメンコ調の音楽を意識した赤色と黒色の衣装で登場し、手先の動きや表情の作り方までも確認。
ジャンプも入念に繰り返し、35分間の練習時間を終えた。
SPは午後7時(日本時間22日午前3時)から実施。
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