● 02/23 01:15
【トリノ22日共同】さあメダルへ-。
フィギュアスケート女子は23日夜(日本時間24日早朝)、フリーが行われる。
21日のショートプログラム(SP)で3位の荒川静香(プリンスホテル)、4位の村主章枝(avex)、8位の安藤美姫(愛知・中京大中京高)に期待が懸かる。
3人は22日午後にパラベラ競技場で公式練習を行った。
安藤が4回転サルコーに7度も挑戦し、最後に着氷。
本番の成功に執念を見せた。
荒川と村主は2位のイリーナ・スルツカヤ(ロシア)とともに調整。
首位のサーシャ・コーエン(米国)は休養に充てた。
SPの得点は荒川が66・02点、村主は61・75点、安藤は56・00点。
荒川は首位のコーエンと0・71点差、2位の世界選手権優勝のスルツカヤと0・68点差の大接戦で、金メダルの可能性も十分ある。
不振が続く日本選手団に歓喜をもたらすのは誰か。
女王を決めるフリーは24人が出場。
4回転に挑戦する安藤が14番、荒川はコーエンの直後の21番、村主が22番、スルツカヤは最終24番で滑走する。
メダル獲得となると、日本のフィギュアスケートで1992年アルベールビル五輪女子銀の伊藤みどり以来2人目、金メダルは日本女子として98年長野五輪スキー・モーグルの里谷多英(フジテレビ)以来2人目の快挙となる。
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