● 02/25 22:23
【トリノ25日共同】トリノ五輪のフィギュアスケート女子で金メダルに輝いた荒川静香選手(24)=プリンスホテル=が25日、トリノのメーンメディアセンターで金メダルを首に下げて記者会見し、「時間がたつにつれて金メダルの重みを感じている」と女王の笑みを振りまいた。
外国のメディアも含め、100人近い報道陣が集まる注目の高さ。
荒川選手は逆転優勝を決めた23日以降はテレビ出演などが続き、やや疲れている様子で「全部で6時間しか寝ていない」。
サーシャ・コーエン(米国)、イリーナ・スルツカヤ(ロシア)両選手を破ったフリーの演技は「勝ち負けにこだわるよりも自分のスケートにこだわった。
ほかの選手の演技を気にせずにできた」と大舞台で見せた集中力の高さを勝因に挙げた。
3月の世界選手権(カルガリー=カナダ)については「いまは分からない。
練習がきっちりとできるのであれば出場したい」と話した。
26日の閉会式は参加する予定。
「開会式には出られなくて残念だった。
最後のイベントとして、オリンピックを感じて帰りたい」と楽しみな口ぶりだった。
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