集大成は涙で終わる バイアスロンの井佐
この4年間で力を蓄えた自負があった。期待に胸を膨らませ、競技人生の集大成に掲げた3度目の五輪は涙に暮れる結末となった。バイアスロン男子で日本勢ただ一人の代表、33歳の井佐英徳(自衛隊)は「入賞という目標を立ててきたのに全然届かなくて」と言って声を詰まらせた。

18日の20キロは五輪でも自己ワーストの83位に沈んだ。射撃で1発外すとペナルティーとして1分加算される種目で、20発中9発外しては話にならない。練習時とは逆に左から射場に吹き付けた風の強さを読んで照準を修正できず「射撃経験を積んできたが…」と自分のふがいなさを恥じた。

前回大会後に考え抜いた末、競技を続けた。距離スキーは軸がぶれない滑走を猛練習で体にたたき込んだ。それでも、雪交じりの激しい雨を浴びた14日の10キロスプリントは、湿った雪に脚をとられて68位に終わった。縮めたと思った世界との差がまた広がった。(共同)

02月20日()15:58
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