浅田｢もう一回出たい｣高橋らはｴｷｼﾋﾞ練習

【ﾊﾞﾝｸｰﾊﾞｰ共同】ﾊﾞﾝｸｰﾊﾞｰ冬季五輪のﾌｨｷﾞｭｱｽｹｰﾄ日本女子3選手が26日(日本時間27日)､市内で記者会見した｡銀ﾒﾀﾞﾙの浅田真央(中京大)は涙に暮れた前夜から吹っ切れた様子で｢選手村など驚きで､五輪はすごい大きな舞台なんだと感じた｡もう一回五輪に出たい｣と4年後のｿﾁ五輪へ意欲を示し､世界選手権(3月･ﾄﾘﾉ=ｲﾀﾘｱ)に向けても｢頑張りたい｣と話した｡

出場2度目で5位の安藤美姫(ﾄﾖﾀ自動車)は｢三度目の正直もいいかな｣と語り､新たに挑戦してみたいことに､ﾌﾘｰｽﾀｲﾙｽｷｰのｴｱﾘｱﾙを挙げて､驚かせる場面もあった｡8位の鈴木明子(邦和ｽﾎﾟｰﾂﾗﾝﾄﾞ)は｢4年後の五輪は考えず､1年1年体と心と相談してやっていく｣と話した｡

この日は､上位5選手(組)が出場する27日のｴｷｼﾋﾞｼｮﾝに向けた練習もあったが､浅田と安藤は不参加｡男子で銅ﾒﾀﾞﾙに輝いた高橋大輔(関大大学院)は練習に姿を見せ､女子で金ﾒﾀﾞﾙを獲得した金妍児(韓国)と談笑するなどﾘﾗｯｸｽした様子｡ﾍﾟｱで4位だったﾛｼｱ代表の川口悠子や､女子4位の長洲未来(米国)も競技を終えた和やかな雰囲気の中で調整した｡

02月27日(土)12:56

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