金妍児の優勝に感銘 ロゲIOC会長が閉幕会見
【バンクーバー共同】国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は28日、バンクーバー冬季五輪の閉幕前に記者会見し、感銘を受けた場面の一つとして、自身の世界最高得点を大幅に更新して優勝したフィギュアスケート女子の金妍児(韓国)を挙げた。同会長は「1984年サラエボ五輪のトービル、ディーン組(英国)を見て以来の感慨だった」とアイスダンスで当時の芸術点ですべて6点満点を出した名演技になぞらえた。
開催国カナダが金メダル1位となった各国・地域別のメダル分布は「04年アテネ夏季五輪でアジアが台頭したような顕著な変化はない。多少の浮き沈みはあるが、従来の強国が実力を発揮した。ただロシアは不満な結果だろう」と分析した。
開幕当日に起きたリュージュ公式練習での死亡事故には「2晩眠れなかった。決して忘れることはない」と述べる一方、組織委員会の大会運営は「切り離して判断しなければならない」として高く評価。特に市内の熱気には「見たことのないスケールで都市が五輪を抱きとめた。素晴らしい雰囲気だった」と賛辞を惜しまなかった。
03月01日(月)08:22
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