ことし一番の演技を 安藤がバンクーバー入り
【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子でメダルが期待される安藤美姫(トヨタ自動車)が14日、調整を行っていた米コネティカット州シムズベリーから現地バンクーバー入りし「変なプレッシャーはなく、平常心を持ってここに到着した。支えてくれる人たちの思いをのせ、ことし一番の演技をしたい」と意気込みを語った。

1月5日に日本を出発、ニコライ・モロゾフ・コーチとともに米国で調整を積んだ。「靴慣らしや、音楽に合わせてジャンプを跳ぶ練習をしてきた。ショートプログラム(SP)もフリーも衣装は替えてきた」と自信をのぞかせた。飛行機が約3時間も遅れるアクシデントにやや疲労気味で、15日は休養にあてるという。

日焼けした顔で現れた安藤は「寒かったので、風邪をひかないようリンクの前にあった日焼けサロンに2、3度行った」と照れ笑い。12日の開会式はテレビで見たという。15位に終わった前回トリノ五輪から4年。いよいよ雪辱の時が近づいた。「(気持ちの盛り上がりは)徐々にですかね。(五輪に)戻ってきたという感じはなく、また挑戦できるうれしい気持ち」と楽しみな様子だった。

02月15日(月)19:53

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